ソーシャルメディアではマネタイズすることは難しいと言われている。特に中小企業では尚更困難だ。
ソーシャルメディアを使って利益を生み出す仕組みを最もシンプルに説明すると、次の3つのステップに凝縮される。
第1に、会社や商品ブランドを説明すること、第2に、ターゲット・オーディエンスにとってどのようなメリットがあるのかを伝えること、第3にどこが他と違うのかを伝えることである。
3つの原則
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企業・ブランドの価値を説明する
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ターゲットとするオーディエンスに対して、どのような仕事内容であるのか、それがどのように消費者の生活を豊かにしてくれるものなのかを説明すること。
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メリットを感じてもらう
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一度でもメリットを感じてもらうことができれば、もう1度リピートしたい、他へも共有したいという機会が高まるのは当然である。よってメリットは何かを明確に伝えなければならない。ただし、いいね!やフォロワー、ツイートの数だけを気にすれば良いのではなく、商品やサービスの販売計画に基づいたコミュニケーション施策を実施しなければ効果は出ない。
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差別性を強調する
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ブランドの価値とメリットがあることが伝わった場合に、ようやくここからマネタイズ可能なフェーズに入る。ソーシャルメディアを利用して利益を上げるためには、他よりどの部分が優れているのか、違いは何であるのかをニュースや販促、イベントの開催や出展などのあらゆるタッチポイントから発信し続けなければならない。
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販促や宣伝の手段に偏ってしまえば、それはメッセージの押し付けとなってしまうし、また、単なるコミュニケーションの手段に偏ってしまえば、事業者にとっては利益を生み出すことのない無駄なエンターテイメントに成り下がってしまうであろう。この3つの原則を忘れずにマーケティングを実施することで、消費者の信頼を勝ち取ることができ、利益を生み出すためのアシストにつながってくる。
By秋山尊謙
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