クライアント先で会社案内や商品説明などを行う際プレゼンをするが、その際ノートPCを持参してプレゼンを行うのが普通だ。
ただし、PCの持ち運びは、近年のディスプレイサイズの大型化から、手持ちのバックに入らないほどの大きさになってしまっており、かさばり、しかもカバンの中で最も重量が 重い代物だ。更にノートPCを起動させてパワーポイントを開くまでに時間がかかり、クライアントと時候の話などで場をつなぐものの、まだ起動しないということもしばしばある。
ただし、PCの持ち運びは、近年のディスプレイサイズの大型化から、手持ちのバックに入らないほどの大きさになってしまっており、かさばり、しかもカバンの中で最も重量が
今回新たにリリースされた「SlideShark」というアプリがあれば、ノートPCを持ち運ばずとも、手持ちのiPhoneやiPadでプレゼンができる優れものだ。またこのアプリがあれば、アップル公式のKeynote(マイクロソフトのパワ-ポイント同等ソフト)を購入しなくても、作成したパワーポイント形式の資料そのままで、手持ちのiPhoneやiPad上で快適なプレゼンをすることができる、という無料のアプリが公開されている。
もちろんプロジェクターなどに接続するVGAアダプターがあれば、パワーポイントだけではなく、写真や動画、スマートフォンの待ち受け画面もプロジェクターやモニター上に映し出すことができる。
使い方は至って簡単で、単にiPhoneとVGAアダプターをつないで、VGAアダプターをプロジェクターやモニターのVGA端子に接続すれば完了、画面にプレゼンテーション資料を映し出すことができる。
スライドシャークのアプリを立ち上げてパワーポイントを開けば、iPhoneという小さなデバイスでプレゼンテーションを行うことができる。
一度アプリで資料をダウンロードしておけば、オフラインでいつでも利用することができるため、ネット環境のない会議室であっても利用可能である。
パワーポイントのファイル形式はpptやpptxに対応しており、無料で最大100メガまでの資料をアップロードすることができるため、約10ページで5メガのスライドをアップロードするとなると、おおよそ200ページ分のパワーポイント資料を手元のスマートフォンで手軽に持ち運べるようになる。プレゼンテーションをするだけであれば、紙印刷の手間や重くてかさばるノートPCの持ち運びから解放される優れたアプリだと言える。
利用手順
②PC上からスライドシャークサイトにアクセスし、ログイン。必要なパワーポイントのスライドをアップロード。
③iPhoneやiPadでアプリを立ち上げるとアップロードしたパワーポイント資料が表示されるので、それをiPhoneやiPadなどにダウンロード。
ダウンロードした資料はオフライン環境でも利用することができるため、1度ダウンロードしておけばネットへの接続環境がない場所であってもパワーポイント資料を開くことができる。
⑤iPhoneやiPadなどでスライドシャークアプリを立ち上げて、パワーポイントを開いてプレゼン開始。
注意点
最新のiPodTouch4、iPad3、iPhone4Sであれば、待ち受け画面も投影される(ミラーリングされる)が、古い機種ではプレゼン時と写真しか表示されないため注意が必要だ。
また、VGAアダプターのケーブルは短いため、大きな会場ではVGA延長ケーブルが必要になる。
以下、アップルVGAアダプターの引用文
「Apple VGAアダプタを使えば、iPadまたはiPhone 4SをVGA搭載のテレビ、ディスプレイ、プロジェクタやそのほかの対応ディスプレイにつないで、アプリケーション、プレゼンテーションやウェブサイトなど、どんなコンテンツでも最大1080p HDの大画面で楽しめます。ビデオミラーリングはiPad 2以降とiPhone 4Sのみに対応します。iPad、iPhone 4、iPod touch(第4世代)をテレビ、プロジェクタやそのほかのVGA対応ディスプレイにつなげば、スライドショーや映画を最大720pの大画面で楽しめます。ビデオ出力はiPad 2以降とiPhone 4Sで最大1080pで対応。iPad、iPhone 4、iPod touch(第4世代)では最大720pまで対応します。映画の再生は最大720pです。
Apple VGAアダプタは、Dockコネクタ側をiPad、iPhone 4、iPhone 4S、iPod touch(第4世代)、iPad DockやUniversal Dockに、VGAアダプタ側をプロジェクタやディスプレイのVGAポートに接続して使用します。」
By秋山尊謙
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