データを扱う際、誰もが上手にグラフを描ける訳ではない。ここにごく普通のデータであれば十分利用可能な無償のオンラインのグラフ化ツールが6種あるので紹介したい。
① データをテキスト形式またはCSV形式で用意する(2GBまで)
② 右上のファイル選択アイコンからアップロードするか、またはデスクトップなどからドラッグアンドドロップでアップロードができる。
③ アップロードが完了したら、積み上げグラフのアイコンからデータセットを定義。データセットとは、予測モデル構築で利用する分析軸(変数)になる。
④ データセットを利用して予測モデルを構築、ビジュアルからモデル構築ができるため計算式の入力は不要。
⑤ 最後に予測を実行して終了。
Google Fusion Tables(グーグル
フュージョンテーブル)は、それほど手の込んだツールではないがシンプルで見やすく、使い勝ってが良い。下記のグラフは、The Guardian紙の記事にあるリンクGun homicides and gun ownership listed by countryから入手したデータで作成したものだ。
下記の「銃保有」と「銃による殺人率」をシンプルに比較したグラフをご覧いただきたい。非常に簡単に選択したい国をフィルタリングできる。
Infogram(インフォグラム)は、最も使いやすさを追求したユーザーフレンドリーなツールだ。昨年いくつか新しいグラフ化テンプレートがリリースされ、更に可視化されるグラフの種類が追加されている。(線、パイ、ツリー、バブル、絵図グラフを含む)
会員登録をしなくても、サンプルとして自分の保有するデータを投入でき、グラフ化してくれる機能があるのが有難い。
しかし、他の無償グラフ化サイトとの大きな違いはテキスト文書の可視化だ。確かに洗練されているとは言い難いが、普段使いによる支障はない。
① テキストをコピーして任意の位置にペーストする。
② 可視化する実行ボタンをクリック。
① データをアップロードして取り込む
② 実行したい統計処理をチェック
③ 数値の関係をプロットする
④ 統計処理の完了
サンプルサイズ、最小値、最大値、平均値、中央値、偏差が出て、グラフは一次回帰結果、関連性をベースに統計的説明ができるようになる。
Tableau Public(テーブロウパブリック)は、現存する唯一の無料ビジネス向けソフトウェアと言えるもので、ビジネスユーザー向けに作られており、操作も分かりやすくドラッグアンドドロップで簡単にデータを加工できる点が特徴的だ。また、グラフなどのビジュアルも非常に良い。
中小ビジネス企業家であれば、こうした無償オンラインツールを有効に活用すべきだ。
By秋山尊謙
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